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(C) 日経おとなのOFF (7月号)
下記のHPをご覧下さい。
日経おとなのOFF
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(C) 旅美人 二人で行きたい隠れ家温泉
大自然のふところに抱かれながらゴージャスな時間を満喫する
導き道がどこまでも続く。
久木野村の中心部から登っていく山道ながら、南阿蘇カントリークラブを過ぎると、
その先にあるのはこの「華もみじ」のみ。
だからほぼひとり人占め状態。距離にして3キロあまり。
その間ワクワクのし通しで、なかなか姿を見せてくれない宿への期待がいやが上にも高まる。
しかも、進行方向右手には、雄大な南阿蘇の山々が見え隠れしている。
こうして辿り着く標高600メートルに座した「華もみじ」。
大自然の緑に埋もれた、なんとも涼しげな宿なのだが、
玄関先では女将の湛しのぶさんをはじめ、着物姿のスタッフが総出で出迎えてくれ、
さらに清々しさを呼ぶ。
やはりロケーションが素晴らしい。2万8千坪のクヌギ林に抱かれたこの一件宿では、
朝に夕に光の中で移ろいゆく阿蘇伍岳の峰々が各部屋のベランダから一望できる。
しかも部屋の露天風呂に浸かりながらその眺望が楽しめるとなれば、贅沢の極みだろう。
さらに、悠々たる気分を満喫したいのなら、下駄をつっかけちょっと扉の向こうへ足をのばしてみよう。
自然の息吹に包まれた大露天風呂が用意されている。
「あ〜、極楽ゴクラク」と大きなため息がもれることうけあいだ。
女将の湛さんによると、とりわけ女性に人気の宿だという。
「いったんチェックインなさると、お部屋からお出にならないお客様が多いんですね。
食事は部屋食ですし、誰にも気兼ねせず、化粧をしなくてもいい。
私どももお客様のご都合に添えるよう最大限の努力を致しますから。」
一方で、ハネムーンやお忍び客も多いとか。
九州観光で遊び回った後に、静かな環境で自分たひだけの時間を、
のんびりゆったり過ごしたいという人に好まれている。
館内には、自動販売機も娯楽施設もない。
建物も余計な贅をつくさず、簡素にまとまっているだけに、逆に清潔感に溢れている。
宿泊客とどう向き合えば、心地良さを提供していけるのか。
この宿のひとつひとつのこだわりが、そんなところにも現れているような気がした。
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−華もみじ−