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 <接待編> 


東京から週末に大事なお客様がくる。
 13時の便で熊本到着。翌日の午後の便で帰る日程だ。

 到着後は市内の事務所にちょっと立ち寄り、その後は
 自由行動という設定のようだ。

 「先方は2名か・・、さてどうしよう」
 
 熊本といえば「阿蘇」。前回は、
 阿蘇の名勝どころを車でひっぱりまわしたのだが、ちょっと
 お疲れモードのようだった。

阿蘇旅館・華もみじ景観

 さすがに今回も同じという訳にはいかないだろう。

 そういえば、上役はかなり温泉好きのようだ。
 せっかく都会の喧騒から離れたんだから、ここではゆっくり
 温泉にでも浸かってもらおう。
 

 前回は、夜遅くタクシーで帰宅、早朝にホテルへ迎えにいくのも、
 えらく大変だったしなぁ。。

 旅館に宿泊となると遠出をするより、やはり近場の阿蘇方面がいい。

 そうだ。。前に案内の来た「華もみじ」で設定してみよう。

阿蘇旅館・華もみじ玄関

 ここは、寝る部屋が独立してるから、ホテルのような気楽さ
 もあるし、何より阿蘇の景観がすばらしいとのこと。
 
 5棟の露天風呂付もあるが、接待する側もされる側も
 寝る部屋が独立している、もうひとつのつくりの部屋が、気兼ねしなくて
 いいだろう。


阿蘇旅館・華もみじロビー

 ・・・・・・

 案内のとおり、とても静かな場所である。すぐに野外の露天風呂に行ったが、
 ここがまた心地よい。

阿蘇旅館・華もみじ露天風呂

 「開放感があっていいですね」と。。
 リラックスすると、普段仕事で話さないないような話もはずむ。 

 ・・・・・・

阿蘇旅館・華もみじ室内

 夕食には地酒を注文しておいた。夕食は懐石料理になるが、大皿で盛り付け
 られる料理も多い。形式ばらずに和める感覚も、このような旅館では、
 珍しかった。

 「熊本は肴がうまい」と。。地元にいれば気がつかないが、他県の人から
 改めて言われると確かにそうである。

 素材にこだわっているので、より美味しく感じたのだろうが、「馬刺し」
 や「天草の魚」って本当においしいものだ。お酒の量もだんだんと。

 翌日、天気もよく、すっきり目覚めることが出来た。
 朝食は、無理を言って6時にセッティングしてもらい、いざ出発。

 「ぜひ、また来させてください。」

 帰り際、もう一人から、耳打ちされた。
 「寝るところが別々で助かりました。」「部長と一緒の部屋で
  泊まるのが苦痛でしたから」


阿蘇旅館・華もみじ和室阿蘇旅館・華もみじベッド

 そうでしょう。そうでしょう。(経験済み)

 翌日、先方より御礼の連絡が入った。今度は家族で行きたいとのこと。

 「本当によかった。。」




   −華もみじ−